研究課題
若手研究(スタートアップ)
顎関節における炎症性疾患の病態の主体となる滑膜表層細胞と破骨細胞にはcaveolin-3が発現する。両細胞に共通したイオンチャネルや受容体の存在を検索することを目的として、成獣ラット顎関節において特異抗体を用いた免疫組織学的検索を行った。破骨細胞ではT型、L型、N型電位依存性カルシウムイオンチャネルやENaCが、滑膜表層細ではT型チャネルやENaCが発現しており、これらはカルシウムシグナリングやイオン濃度変化に対する恒常性の維持に関与することが示唆された。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
Biomed Res 30(2)
ページ: 113-119
J. Anat 214(2)
ページ: 267-274
Neurosci. Lett 449
ページ: 195-200