研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、心不全治療におけるβ遮断薬反応性の個人差にTSP1 Thr523Ala遺伝子多型が関与するか、また、この遺伝子多型がTSP1の機能や発現量に影響を及ぼすかを検討した。その結果、(1)TSP1 Thr523Ala遺伝子多型のAla/Ala型の心不全患者でβ遮断薬のレスポンダー率が高いこと(2)523Thr型に比べて523Ala型ではTSP1タンパク発現量が少なく、その原因がタンパク質の翻訳効率の差にあることを明らかにした。
すべて 2008
すべて 学会発表 (2件)