2009 年度研究成果報告書

重症肺気腫/呼吸不全に対するヒト脂肪幹細胞シート移植を用いた新たな治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号	20890118
研究種目	若手研究(スタートアップ)
配分区分	補助金
研究分野	胸部外科学
研究機関	大阪大学
研究代表者	重村周文大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30505508)
研究期間 (年度)	2008 – 2009
キーワード	肺気腫 / 細胞シート治療 / 肺の再生医学 / アポトーシス / High Resolution CT
研究概要	イヌ肺気腫モデルを用いて,骨格筋芽細胞シートを用いた幹細胞シート移植法が気腫肺を機能的に改善し得ることが示唆された。またこの効果を高解像CT画像診断を用いて確認した。今後,病理組織像(1.肺胞上皮細胞におけるDNA新生2.肺胞中隔細胞のアポトーシス抑制3.小肺血管における血管新生)の変化およびそれらの定量的評価の比較を行い,本効果のメカニズムを解明していく予定である。