研究課題
若手研究(スタートアップ)
早期喉頭癌の臨床検体を用いて、免疫組織学的な検討から、NF-kappa Bは放射線治療後の再発例により強く発現し、Bcl-2やEGF receptorと比較しても、照射後の再発(放射線抵抗性)に対して強く有意な相関が認められた。またNF-kappa B陽性例では、NF-kappa B陰性例に比べて、根治治療後の局所制御率が有意に不良であった。再発症例の再発後の生検検体では、NF-kappa Bの活性化は26例(90%)に認められ、放射線治療後の再発腫瘍の診断にも有用であることが示唆された。
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HEAD&NECK 32(5)
ページ: 646-55