研究課題
若手研究(スタートアップ)
入職時に獲得している看護技術数の減少に伴い、新卒看護師の看護実践能力、特に基礎技術能力の不足が指摘されている。しかし、技術の習得度評価は主観的な方法が中心であり、客観的な能力評価を行う意義は大きい。本研究では、現行の看護大学での教育が学生の技術能力に及ぼす影響を明らかにするため、時間と手技の正確さという客観的指標を用いて能力評価を行った。その結果、技術の正確さは教育前と比較して基礎技術教育後に有意に高くなり、その後も一定の正確さを保持できることが明らかとなった。
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看護人間工学研究誌 10巻
ページ: 41-43