研究課題
若手研究(スタートアップ)
灌流腺組織を用いて唾液分泌を解析したところ,唾液分泌低下を引き起こす物理的因子としては低温および細胞外液を高張性にすることが明らかになった.受容体やイオン輸送担体を薬物で阻害することも分泌低下を引き起こす.しかしながら,同様の分泌低下であっても唾液中Na^+,K^+およびCl^-の濃度は障害を受ける部位により大きく異なることが明らかとなり,唾液腺機能障害の鑑別に唾液中イオン解析が一助となる可能性が示唆された.
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九州歯科学会雑誌 63
ページ: 133-137