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2009 年度 研究成果報告書

化学物質過敏症患者の生活上の困難と空気質分析による保健指導に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20890213
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関群馬パース大学

研究代表者

鈴木 珠水  群馬パース大学, 保健科学部, 講師 (80458471)

研究協力者 馬醫 世志子   (10458474)
井上 雅雄  IAQリサーチアソシエーション
研究期間 (年度) 2008 – 2009
キーワード化学物質過敏 / シックハウス / 看護支援 / 揮発性化学物質 / 室内空気質 / 精密空気測定 / アクティブ法
研究概要

NPOより紹介された7名の対象者のうち6名が化学物質過敏症患者、女性40歳代で、一人を除き主婦であった。83%がアレルギーを有し、全員に頭痛・頭重感があり、3名は睡眠問題があり、有機リン系の被曝であった。アクティブ法の空気質分析では、TVOC[400μg/m^3]を以下の対象者宅は、<50μg/m^3、138μg/m^3の2対象のみで、他は517~4260μg/m^3であった。対象者達は化学物質を避けて生活していたがMCS症状は継続していた。また屋外のTVOCが室内TVOCの2倍の1110μg/m^3を示した居住地域もあり、換気不可能で、引っ越しを促したが経済的に困難であった。空気質分析による室内外の空気質調整と、過剰な化学物質に囲まれる生活の見直しを含め、保健指導として化学物質過敏症の啓蒙活動が必要である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] シックハウス症候群および/または化学物質過敏症患者の健康状態の変化と住居改善2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木珠水
    • 学会等名
      室内環境学会
    • 発表場所
      近畿大学
    • 年月日
      2009-12-14
  • [学会発表] 化学物質過敏症スクリーングQEESIを用いた研究の分析2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木珠水
    • 学会等名
      日本難病看護学会
    • 発表場所
      前橋テルサ
    • 年月日
      2009-08-29
  • [学会発表] シックハウス症候群および/または化学物質過敏症患者の症状と室内空気質の研究2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木珠水
    • 学会等名
      室内環境学会
    • 発表場所
      ワーホール船堀
    • 年月日
      2008-12-01

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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