研究課題
若手研究(スタートアップ)
新規ALS原因遺伝子VAPBが小胞体ストレス応答シグナル(UPR)に関与することを既に報告してきたが、我々はさらに野生型VAPBが小胞体ストレスセンサーのうち小胞体シャペロンの発現量を上昇させるIRE1経路に対して促進的に、細胞死を誘導するとされるPERK経路に対しては抑制的に働くことを見出した。それに対し、ALSを起こす変異型VAPBは野生型VAPBの機能を優性抑制性変異体として抑制し、PERK経路を刺激して細胞死誘導性転写因子CHOPの発現を上昇させることを見出した。
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http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/ndd/index.html