Community-Based Participatory Researchの手順に基づき、在日フィリピン女性とのパートナーシップにより運営委員会を設立し、在日フィリピン人乳がん早期発見教育プログラムを開発・実施・評価した。プログラム前後の評価から、参加者のマンモグラフィ検診に対する知識や受診への動機が高められたと考えられる。今後はさらに検診未受診者へのアプローチが必要である。パートナーシップの評価の結果、フィリピン人文化に配慮しながらプログラムを改善し、運営委員の関係をより強化できたことが確認できた。
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