研究課題
若手研究(スタートアップ)
肺がんではK-ras遺伝子の変異が多いが、発がんまでには多段階を経るため、10以上の遺伝子に変異が起こると考えられる。本研究では、K-ras変異による肺腫瘍形成において、炎症を介さないでDNA損傷塩基(8-ニトログアニンなど)が生成・蓄積することを明らかにした。8-ニトログアニンは更なる変異に繋がるため、K-ras変異による発がん・がん進行に重要な役割を果たすと考えられ、有効なバイオマーカーとなる可能性を示した。
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