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2008 年度 実績報告書

小児患者の保護者に対する映像媒体を用いた服薬指導の有用性

研究課題

研究課題/領域番号 20928008
研究機関名古屋大学

研究代表者

加藤 善章  名古屋大学, 医学部附属病院, 薬剤師

キーワード小児 / 服薬指導 / ビデオ
研究概要

小児患者に薬剤情報を提供する場合、患児が学童期以上にならなければ理解力が不十分であるため、保護者、主に母親を対象とした服薬指導および情報提供が中心となる。服薬に対する保護者の意識-理解は患児のコンプライアンスに大きな影響を与えるため、保護者に服薬指導を行うことは重要である。文書を用いた従来の指導は投薬方法の伝達に限界があり、動画を用いた指導は従来の指導法に比べ簡便に投薬方法を指導できると考える。本研究では、投薬テクニックを実演した動画.の作成、患児への投薬経験の無い保護者に対し作成した動画を用いて投薬テクニックの服薬指導を行い、その有用性を評価することを目的とした。
本研究の成果として、まず動画コンテンツの作成を試みた。コンテンツは(1)練って飲ませる方法、(2)水に混ぜて飲ませる方法を盛り込む内容とした。即ち、(1)および(2)のそれぞれについて、偽薬を用いて投薬テクニックを実演したものをビデオカメラで撮影した。撮影した動画には動画編集ソフトを使用し、ポイントとなる位置に注釈をつけるようにした。この他に、粉薬を練ったり水に混ぜる際は作りおきをせず1回分ずつ投与直前に調製する、乳児に対してはミルクの味が変わりミルク嫌いになる場合があるのでミルクに混ぜないことなど、調製時に注意すべき点を加えた。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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