研究課題
基盤研究(A)
大学の劇場施設の「ラボラトリー機能」を活用し、舞台作品の創造と研究との架橋を実践的に試みるプロジェクトである。「ラボラトリー機能」の検証は、21世紀のグローバル時代におけるポスト西欧型「創造のプロセス」をキーコンセプトとし、アジア各地の研究者との協力関係のもと、現代アジアにおける舞台芸術創造の拠点形成を目指す研究である。アジア圏の交流が加速する舞台芸術の現状に鑑みるとき、「近代化」という明確なテーマのもと、アジア各国と連携した国際的な舞台芸術創造のための活動拠点を形成することは重要であり、そのための「ラボラトリー機能」を活用した研究には理論的にも実践的にも大きな意義が認められる。国内外の実績あるアーティストや研究者との共同研究及び実践には、成果が期待できる。