研究課題
基盤研究(A)
消えるプラズマ(再結合プラズマ)は、プラズマプロセッシング分野や核融合分野にわたる研究課題であり、その気相中での現象・物性を実験(診断を含む)・理論(シミュレーション等)の両面で明らかにする。非熱平衡性、熱・粒子輸送現象等について、時空間を横断する広がりの中で、物理・化学過程を解明する。プラズマの消滅過程を総合的に調べるというテーマであり、複雑・複合系システムを対象とする豊かな学術性を含む。これまでの研究実績を基に、実施計画も実験的診断と理論的シミュレーションの実施等、バランスよく計画されており、より重層的な取り組みが期待できる。学術的な観点はもちろん、工学的応用や他分野への波及効果も見込める。