研究課題
基盤研究(A)
3次元集積回路などで重要な超高アスペクト比微細加工技術の構築を目的に、プラズマプロセスの過程でナノ構造レベルの揺らぎをもたらすイオンの指向性揺らぎとその主要因と考えられるシース電場の時空間構造の関係を解明するとともに、それらの知見に基づいて揺らぎを低減・制御する方法論を開拓する。光捕捉微粒子によりシース近傍での電界の揺れを計測する方法論の開拓は、ナノ構造の揺らぎの形成過程と制御の可能性を追求する学術性を内包するとともに、微粒子プラズマ科学の深化と有用性や実用性を向上させる研究課題である。本研究の推進により、産業競争力に直結する半導体製造技術の精緻化・効率化に大きく貢献することが期待される。