研究課題/領域番号 |
20H00152
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
梶田 隆章 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (40185773)
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研究分担者 |
山本 尚弘 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (00796237)
宮川 治 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (90532680)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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審査結果の所見の概要 |
KAGRAがその目標感度を達成ののち、非定常雑音によるデータの乱れや制御系のダイナミックレンジの不足に対処し、検出器の不具合の事前把握によって稼働率を上げて、重力波天文学の装置として長期にわたって定常的・安定的にその機能を果たすよう、 (1)非定常雑音への対応を可能にするデータ取得システム・検知システムの増強、(2)制御信号分解能の改善、および(3)検出器診断システムの開発を行う。 重力波観測は現代宇宙物理学における最重要課題の一つである。本研究によりKAGRAが多数の重力波事象を安定的に検出し、米国および欧州の検出器と組んだ重力波の国際的な常時観測体制の下で、重力波天文学にその特徴的な性能・地理位置を生かした貢献を行うことが期待される。
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