研究課題/領域番号 |
20H00155
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
仲澤 和馬 岐阜大学, 教育学部, 招へい教員 (60198059)
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研究分担者 |
肥山 詠美子 東北大学, 理学研究科, 教授 (10311359)
齋藤 武彦 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (50750874)
中川 真菜美 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 基礎科学特別研究員 (20894687)
吉田 純也 東北大学, 理学研究科, 助教 (60573186)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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審査結果の所見の概要 |
研究代表者らが所有するダブルハイパー核事象が大量に記録された原子核乾板の解析技術を飛躍的に改善し、これまでの数十倍のダブルハイパー核事象を検出する。これを元にΛΛ間のp波相互作用、Ξ-核子間の相互作用、核媒質効果、またΛΛ-ΞN結合の強さを明らかにし、これによって、ストレンジクォークまで含めたバリオン間相互作用を理解し、核力の起源をクォークレベルから理解する。 核力の解明は大変重要な学術的意味を持ち、それにストレンジクォークまで含めた核力測定を元にしてアプローチすることは独創的であり、この研究のため、原子核乾板に記録されているダブルハイパー核事象を効率良く検出する技術は他では不可能で独創的なものである。
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