研究課題/領域番号 |
20H00165
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
|
研究機関 | 長崎総合科学大学 |
研究代表者 |
大山 健 長崎総合科学大学, 工学研究科, 教授 (10749047)
|
研究分担者 |
長名 保範 熊本大学, 半導体・デジタル研究教育機構, 准教授 (00532657)
郡司 卓 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10451832)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
審査結果の所見の概要 |
CERNで進行中のALICE実験では高エネルギーの鉛原子核を衝突させてクォーク・グルーオン・プラズマ状態を観測することで宇宙初期に似た高温状態での物質の在り方が研究されている。ALICE実験のアップグレードにともなって取得データが現行の100倍になることを受け、本研究では最新技術を用いたデータ処理システムを構築する。 重フレーバーのハドロン観測を通してクォーク・グルーオン・プラズマの性質を探るALICE実験はQCDの層構造の解明に向けた重要な実験であり、膨大なデータの高速処理を可能とする本研究によって重フレーバー・ハドロンの詳細な観測が期待される。本研究が提案するデータ収集システムは画期的であり、他分野への波及効果も期待される。
|