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2023 年度 研究成果報告書

超新星爆発直後の超早期分光観測と理論モデルで迫る、大質量星最期の10年間

研究課題

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研究課題/領域番号 20H00174
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分16:天文学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

前田 啓一  京都大学, 理学研究科, 教授 (00503880)

研究分担者 諏訪 雄大  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40610811)
勝田 哲  埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (50611034)
松林 和也  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60622454)
守屋 尭  国立天文台, 科学研究部, 助教 (90779547)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード超新星 / 光赤外天文学 / 分光装置 / 理論天文学 / 恒星進化
研究成果の概要

大質量星の生涯最期の爆発である超新星の観測を通し、大質量星の少なくとも一部が終末期に動的な進化を遂げるという新描像が確立されつつある。本課題では(1)大質量星の終末期「動的」進化は普遍的なのか、(2)この未知の活動性の起源は何なのか、の解明を目的とした。
せいめい望遠鏡の装置であるTriCCSにスリット分光機能を搭載し、超新星の観測を行うとともに共同利用装置として提供した。また、せいめい望遠鏡をはじめとする様々な望遠鏡・観測装置を用いて他波長・多モード観測を遂行するとともに、恒星進化と超新星に関する理論研究を推進した。以上の成果を、約100編の論文として、国際査読論文誌に発表した。

自由記述の分野

天文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本課題の成果は、約100編の論文として国際査読論文誌に発表された。様々な成果が得られ、多数のプレスリリースも行った。代表的な成果として以下がある。
超新星残骸の理論・観測研究を行い、標準的遅延ニュートリノ爆発の痕跡を発見した(Sato, Maeda et al. 2021, Nature)。理論的に予測されていたものの観測例の知られていなかった電子捕獲型超新星の有力候補を発見した(Hiramatsu et al. 2021, Nature Astronomy)。超新星爆発における非対称性とその親星質量依存性を発見した(Fang, Maeda et al. Nature Astronomy)。

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公開日: 2025-01-30  

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