研究課題
基盤研究(A)
すばる望遠鏡のHyper Suprime-Camの次世代の装置として、近年性能が向上したCMOSセンサーを用いて高速・広視野観測を実現する。本研究により、パルサーの探査というこれまでにない時間軸天文学の開拓が可能となる。広視野を活かした銀河団のweak lensingによるdark matter分布の観測、また高速の画像取得によりラッキーイメージングによる高解像度撮像や、球状星団中の遅い可視光パルサーと数千個もある強磁場白色矮星パルサーも観測できるようになる。実現性も高く、確実な成果が見込まれ、また他の研究者にとっても有用であることから、波及効果も大きい。