研究課題/領域番号 |
20H00205
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
土山 明 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 教授 (90180017)
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研究分担者 |
三宅 亮 京都大学, 理学研究科, 准教授 (10324609)
松本 恵 東北大学, 理学研究科, 助教 (50725455)
奥住 聡 東京工業大学, 理学院, 教授 (60704533)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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審査結果の所見の概要 |
本研究では、近年注目されるグランドタックモデルや太陽系固体物質の2分性、また、研究代表者の最近の研究成果である非晶質ケイ酸塩微粒子形成を考慮し、太陽系形成初期における固体物質の生成・進化に関する新しいモデルを提案する。そして、高温物質の再現実験、再現物の水質変成実験、太陽系始原物質の分析、理論的考察による多面的な検証から、統一モデルの構築を目指す。 炭素質コンドライト隕石や彗星塵中の高温物質は、太陽系形成初期において太陽系の外側の様々な場所で局所的な同じ加熱イベントにより生成し、氷や有機物とともに母天体として集積するが、隕石母天体は木星・土星の大移動(グランドタック)に伴う散乱により内側の小惑星帯へと移動したとする太陽系始原物質の形成と進化についての新しい統一モデルの構築と検証が期待できる。
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