研究課題
基盤研究(A)
本研究は、マイクロバブルをベシクルに内包させた構造を安定に作り出す技術の確立を目指している。研究代表者が構築してきた基盤技術を基に、超音波を用いたバブルクラスターの制御とバブルの仕分け、個々のバブルのマニピュレーションとベシクルの捕捉と膜の破壊まで、超音波によるマイクロバブル内包ベシクルの生成、制御、破壊システムの構築を目指している。本研究により、ドラッグデリバリーシステムなど医学応用が期待できる。また、物質移動制御、反応制御などに応用できる可能性を有しており、将来的な社会的波及効果も大きいと考えられる。研究の過程においてマイクロバブルの物理を探求するものであり、学術的意義も大きい。