研究課題
基盤研究(A)
本研究は、我が国に数多く存在している、実務において地震応答解析を必要としない高さ60mまでの高層建築を対象として、長周期地震振動に対する災害耐性を、構造的視点、環境制御的視点から見直し、短期的に社会実現可能な提言へ繋げることを目的としている。本研究は、社会的必要性、緊急性が高いテーマである。研究計画は極めて分かりやすく、組織に関しても、研究実施と遂行を担保する内容となっている。特に構造分野のみではなく、住環境を維持するために環境分野の研究者を加えて、総合的に研究が計画されていることは高く評価出来る。