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2020 年度 審査結果の所見

災害で埋没した建物による民家建築史の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20H00277
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分23:建築学およびその関連分野
研究機関独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所

研究代表者

箱崎 和久  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 部長 (10280611)

研究分担者 海野 聡  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00568157)
大野 敏  横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (20311665)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
審査結果の所見の概要

民家史研究は、現存する社会的階層の高い民家をもとに構築されてきた。現存しない竪穴建物や掘立柱建物、社会的中下層の民家については、「遺構」から窺うしかなかったが、本研究では、被災埋没建物の検討により、それらの建物の実態を解明しようとするものである。中下層の民家の存否を明らかにし、これらによって民家史を再構築することを目的とする。
災害埋没民家についての考古学的知見を総合し、そこに民家史構築という大きな目標を掲げていることは極めて高く評価出来る。従来の民家研究が明らかにできてこなかった、中流農民等の民家の実態を明らかにし得る点が優れている。従来の日本建築史のいくつかの部分を修正することや、新たな章の付加にもつながる成果が期待できる。

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公開日: 2020-07-03  

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