研究課題
基盤研究(A)
本研究では、プリンティッドエレクトロニクスを応用してプラズマアクチュエータを高集積化、多電極化することにより、低電圧でも大域的な表面流を制御できる技術を確立する。さらに、センシングとのインテグレーションによって、リアルタイムフィードバックが可能なインテリジェント表面流制御システムの構築を目指す。従来のプラズマアクチュエータでは大きな流れの制御が困難であったが、本研究は表面電荷の生成過程を理解し、その堆積に伴う電界遮蔽によって十分な流体力を得ようとするものであり、高い独創性と学術的意義が認められる。本研究により、翼全面での境界層制御技術の確立が期待できる。