研究課題/領域番号 |
20H00280
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分24:航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岩崎 晃 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (40356530)
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研究分担者 |
水谷 忠均 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 研究領域主幹 (00401232)
木村 俊義 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 上席研究開発員 (20399546)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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審査結果の所見の概要 |
静止軌道からの常時高分解能地球観測を研究対象とし、その実現にむけて、観測機器側の自己完結型光学計測手法および構造側の高精度スマート構造制御手法の基盤を築き、両者の技術を融合させることで、大型観測機器における構造制御の高精度化を達成することを目的としている。観測側および構造側の数学モデルを媒介とすることで、両者の因果関係を明確にし、既有の70cmセラミック主鏡を用いた実験を通じて実証する。 衛星用大型観測機器の結像のずれを自己修正するために、センサ・アクチュエータを備えたスマート構造化する際、光学側の計測結果を構造側にフィードバックして結像性能を高精度化する点、および、それを構造側と光学側の双方の数学モデルを介して実現するという点、において高い独創性が認められる。自然災害の予測、対策・軽減に資する内容であり、成果の社会的波及効果も大きい。
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