研究課題
基盤研究(A)
水中での金属への光照射による特異な酸化物ナノ結晶成長が応募者らにより見出されており、本研究では、この水中結晶光合成の解明および材料開発への応用を提案している。同手法にガルバニック効果を利用すると、ヘテロナノ構造結晶が作製できることから、その学理を光冶金学により解明し、機能性3次元ナノヘテロ構造デバイスの創生を目指す。水中結晶光合成にガルバニック効果を取り入れることはオリジナルな着想であり、現象の新たな展開が予想され、また、光冶金により同現象を解明することで水中結晶光合成の学理の飛躍的進展が期待される。またクリーンなプロセスによりナノ構造の生成が可能であり、応用面でも新しい機能を持ったヘテロナノ構造体デバイスの創生が期待される。