研究課題/領域番号 |
20H00297
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
殷 しゅう 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (40271994)
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研究分担者 |
長谷川 拓哉 東北大学, 多元物質科学研究所, 講師 (30793690)
大川 采久 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (40975603)
朝倉 裕介 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (00762006)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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審査結果の所見の概要 |
赤外線を遮蔽・制御できるスマートウィンドウ用ナノ材料の開発により、冷暖房エネルギー消費を低減させることを目的としている。酸化バナジウムなどの精密組織制御、電子構造制御、形態制御、サイズ制御により、相転移温度が40℃以下で、かつ、75%以上の可視光の透明性と赤外線遮蔽を併せ持つ材料を開発する。 現行の赤外線遮蔽材料にはレアメタルであるインジウムなどが利用されており、これを代替することにより、資源および省エネの両方の観点から社会的意義が大きい。研究の位置づけと狙いが明確である。また、酸化バナジウムの相転移を利用するとともに、その温度の目標値を40℃に設定し、冬は赤外線を透過させ、夏は赤外線を遮蔽させる挑戦的な課題であり、その実現が期待される。
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