研究課題/領域番号 |
20H00469
|
研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
本多 新 自治医科大学, 医学部, 教授 (10373367)
|
研究分担者 |
磯谷 綾子 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (20444523)
的場 章悟 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソース研究センター, 専任研究員 (20585202)
大田 浩 京都大学, 医学研究科, 准教授 (50391892)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | iPS細胞 / アマミトゲネズミ / 絶滅危惧種 / 性決定 / 胚盤胞補完法 |
研究実績の概要 |
本研究はY染色体に依存しない性染色体様式XO型で雌雄を生じる、絶滅危惧種のアマミトゲネズミからiPS細胞を樹立し、どのように雌雄が生じるのかを解明することを目的としている。今年度は代表研究者の異動に伴い、動物室の整備を行うこととなったため、研究に若干の遅れが生じた。また、コロナ禍の影響で動物室の整備に必要な資材の入手が困難となり、予算の繰越しを行った。トゲネズミ由来iPS細胞をより効率よくキメラとして生殖系列に寄与させるために、既存のiPS細胞株について培養条件の精査や、オス由来iPS細胞の新規樹立を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表研究者の異動に伴い、動物室の整備を行うこととなったため、研究に若干の遅れが生じた。また、コロナ禍の影響でその動物室の整備に必要な資材の入手が困難となり、予算の繰越しを行ったため。
|
今後の研究の推進方策 |
動物室の整備に若干の遅れが生じたものの、翌年度にの前半には整備できるため、遅れはすぐに取り戻せる。アマミトゲネズミのオスから樹立したiPS細胞やマウスおよびラットでのゲノム編集を駆使して、生殖巣の補完実験を行う。
|