研究課題
基盤研究(A)
ロボット分野の技術を駆使しつつ、野生動物の鳴き声と画像を非接触で複数個体にわたって三次元的に大量データとして収集し、音景解析技術を駆使して解析するシステムを構築する研究である。フィールド研究では動物行動のデータを簡便かつ大規模に収集する手段が少ないため、完成すれば生態学や動物行動学の研究分野に大きな進歩をもたらす研究である。応募者らが独自に開発してきた技術に基づいており、新規性と独創性が高い。工学/技術開発的要素と、生態学/基礎科学的要素が相補的によく噛み合っており、その成果は生態学に限らず広い分野に応用可能と期待される。