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2020 年度 審査結果の所見

大脳スパイン形態可塑性からシナプスメカノバイオロジーの建設

研究課題

研究課題/領域番号 20H00480
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分46:神経科学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

河西 春郎  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (60224375)

研究分担者 柳下 祥  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (50721940)
UCAR HASAN  東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任研究員 (50748423)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2021-03-31
審査結果の所見の概要

応募者は、二光子アンケイジング法によって後シナプスのスパイン構造の可塑性を解明し、増大したスパインを特異的にラベル・消去する技術を開発するなど、この分野を牽引してきた。しかし、スパイン可塑性に比べて前シナプスの制御については解明されていない点が存在するため、本研究では、前シナプスが後シナプスから受ける圧力がシナプス伝達を制御する可能性を見いだし、シナプスメカノバイオロジー研究を推進する。
本研究は、前シナプスが後シナプスから受ける力学的作用により変化し、シナプス伝達を制御することを明らかにする画期的な内容である。スパインの増大により前シナプスに圧がかかり増大するというモデルは合理性があり新規性も高い。後シナプスのプローブであるASプローブと前シナプスのBSプローブを同時に使うことにより、両者の時間関係を調べ、超解像顕微鏡で微細構造を調べる計画も画期的であり実現可能性が高い。

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公開日: 2020-07-03  

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