研究課題
基盤研究(A)
2型糖尿病とセレン含有タンパク質セレノプロテインP(SeP)の関係に着目した研究である。SePの発現制御や糖代謝との関係を明らかにするために、培養肝細胞でのSeP発現制御機構、過剰SePで誘導される糖代謝悪化メカニズム・血管恒常性変化という基礎研究とともに、東北地域住民コホート研究を実施する。2型糖尿病のリスク因子としてSePに着目したことは独創的であり、SePの発現制御や糖代謝との関係を明らかにできれば2型糖尿病に対する新たな治療標的を見出すことが期待される。