研究課題/領域番号 |
20H00502
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
村上 正晃 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授 (00250514)
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研究分担者 |
田中 勇希 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 助教 (50794020)
山崎 理絵 (長谷部理絵) 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 講師 (70431335)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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審査結果の所見の概要 |
研究代表者はこれまで、痛み、光、ストレスなどによる神経回路の活性化が、血液脳関門に存在する免疫細胞のゲートを変容させて、炎症病態を誘導する「ストレスゲートウェイ反射」という新たな概念を提唱してきた。本研究では、この独自の視点から、軽度ストレスがどのように血中の自己反応性T細胞と協調して臓器の機能不全を誘導するか、マウスモデルに加えてヒト検体を用いて解析することが計画されている。 「病は気から」の分子機構の一端を、ストレスにより引き起こされる自己反応性T細胞の抗原特異性と病態との関係から突然死に関連する神経回路と病態誘導機構までのメカニズムを解析することで明らかにしようとする独創的な研究であり、社会的ニーズは高く、人間社会学といった分野への波及効果も期待できる。
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