レクチン受容体を介する自己認識の生物学的意義と分子基盤

2020 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 20H00505
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 山崎 晶 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (40312946)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2023-03-31

審査結果の所見の概要

本研究は、パターン認識受容体のひとつであるC型レクチン受容体（CLR）が担う自己認識に焦点を絞り、新規なリガンドとCLRとの相互作用を中心に、その生物学的意義とそれを支える分子基盤を解明しようとする研究である。
当該領域における業績に基づく独自性及び学術性の高い研究である。研究計画に具体性があり、その実現可能性も高いと考えられることから、免疫機構による生体の恒常性維持に関する新たな学術分野をさらに切り開く事が期待される。