研究課題/領域番号 |
20H00509
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
長谷 耕二 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 教授 (20359714)
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研究分担者 |
河村 由紀 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 消化器病態生理研究室長 (10392391)
田久保 圭誉 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 研究所, 生体恒常性プロジェクト長 (50502788)
松田 幹 福島大学, 食農学類, 教授 (20144131)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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審査結果の所見の概要 |
研究代表者は、絶食時にはパイエル板は活動を停止し、ナイーブB細胞は骨髄へ移行して再摂食時までリザーブされる事実を見出した。このような絶食応答のメカニズムや生理学的意義については不明な点が多く残されている。本研究では、主に絶食-再摂食モデルを用いて、栄養シグナルによる免疫制御機構や腸管-骨髄連関を担う分子群の同定を試み、また絶食により自己免疫疾患に関わる免疫記憶をリセットする新たな治療法の確立を試みる。 本研究は、絶食時における免疫機構の制御という、ユニークな着眼点を元に発案された提案である。栄養制限下においてエネルギーを保存するべく生体が行う免疫抑制の状態の基盤を分子レベルで理解することで、様々な臨床応用につなげる道を探る課題であり、社会的な要請も高い。
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