研究課題
成体マウスより採取したマウス造血幹細胞を体外増幅し、表面抗原に対する抗体パネルにより多重染色を行い、イムノフェノタイプ別に体外増幅培養を行い、同種造血幹細胞移植を実施し、幹細胞および各種前駆細胞の機能的分画を評価した。現在、これらのサンプルのRNA-seqを実施中である。加齢・発癌機構の解析に関しては、Dnmt3a、Tet2、Asxl1などの変異型マウスのコロニーを導入予定であったが、COVID19の影響で供給依頼先の研究活動が一時停止したため、延期となった。野生型マウス造血幹細胞への候補遺伝子破壊実験を行い、期待通り、ex vivoでもクローン性造血などの表現型が得られることを確認し、現在全ゲノム解析・エピゲノム解析などを実施中である。また遺伝子ノックアウトスクリーニングに関しては、現在、機能群別のgRNAライブラリをウイルスベクター化し、マウス造血幹細胞移植実験を実施中である。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2020
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 5件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 1件)
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