研究課題/領域番号 |
20H00544
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
奥村 康 順天堂大学, 医学部, 特任教授 (50009700)
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研究分担者 |
羽賀 博典 京都大学, 医学研究科, 教授 (10252462)
大段 秀樹 広島大学, 医系科学研究科(医), 教授 (10363061)
内田 浩一郎 順天堂大学, 健康総合科学先端研究機構, 准教授 (80648329)
江川 裕人 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (40293865)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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審査結果の所見の概要 |
肝移植後の患者においてドナー抗原選択的免疫抑制治療を用いた臨床研究が行われており、10人中7人で免疫寛容が誘導できているという結果がある。これを踏まえて、この免疫寛容が肝臓ローカルなものか全身的なものかを解明すること、また免疫寛容の診断の指標の確立を目標としている。検査法として肝生検から血液検査への移行を目指している。 免疫寛容のメカニズムが解明できれば他臓器の移植においても免疫抑制剤からの離脱も可能になる可能性があるだけでなく、自己免疫疾患の発症メカニズムの解明など他の医学的に未解決な問題をクリアする基礎になることも考えられる。また、免疫寛容の診断を血液検査で行うことを目標としており、成功すれば移植患者に多くの恩恵がある。
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