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2023 年度 研究成果報告書

骨恒常性を司る骨リモデリング制御機構の解明と革新的治療戦略の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 20H00551
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分57:口腔科学およびその関連分野
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

中島 友紀  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (00346959)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード骨リモデリング / 細胞間クロストーク / 骨リモデリング制御分子 / 細胞系譜特異的な遺伝子改変マウス / 人為的制御法
研究成果の概要

骨は動的な恒常性を保ちながらダイナミックに生れ変わっており、この再構築は“骨リモデリング”と呼ばれる。骨リモデリングは、健全で強靭な骨を維持する一方で、その破綻が骨疾患へと繋がる。骨リモデリングは、骨表面の“実行細胞”である破骨細胞と骨芽細胞、そして、骨に埋没した“司令細胞”である骨細胞の細胞間クロストークによって制御されているが、その全貌解明には至っていない。
本研究では、骨リモデリングを司る制御分子の同定から、生体レベルで骨リモデリングとその破綻メカニズムを理解し、骨恒常性の解明に取り組むことで、骨疾患の新たな制御法の分子基盤を確立した。

自由記述の分野

骨生物学、運動器科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は動的な骨恒常性を司る世界に先駆けた骨リモデリングの分子メカニズムを解明した。また、骨リモデリングの破綻による骨疾患の病態を、治療標的となる新たな細胞や分子を同定から、その理解を深めた。さらに、生体レベルの疾患モデル動物を用いて、これまでにない革新的な治療・予防戦略の創成に繋げること実現し、未来の医療現場に直結する基盤技術の分子基盤の確立に貢献した。これら研究成果は、本領域研究の学問的な理解の深化に留まらず、人類の福祉や医療水準の向上に貢献する共有すべき知的財産になると考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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