研究課題
基盤研究(A)
「暮らしているだけで健康になる」環境重視の「ゼロ次予防」に向けて、まちの歩きやすさや人が集う場所の配置など人間が作り出した建造環境とwell-being(幸福・健康)との関連とそのメカニズムを理論的実証的に解明することが目的である。これまでの延べ約190市町村の延べ75万人の高齢者の大規模蓄積データを活用する。0次予防に向けて、建造環境とwell-beingの関連性を、過去4回実施した多時点パネルデータを基に網羅的に分析する。これまでに実績もあり、研究体制は確立しているようであり、実行可能性が高い。今後、政策や医療行政に指針を提供できると思われる。