研究課題/領域番号 |
20H00564
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
金子 聰 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (00342907)
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研究分担者 |
星 友矩 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (10790503)
ンゾウ サムソン 長崎大学, 熱帯医学研究所, 客員准教授 (20816714)
田中 準一 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (80718990)
森保 妙子 長崎大学, グローバル連携機構, 助教 (80833186)
宮道 一千代 長崎大学, 熱帯医学研究所, 特任研究員 (80865452)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | アフリカ / 小児 / 成長 / 環境 / 国際保健 |
研究実績の概要 |
途上国、特にアフリカの低開発地域においては、持続可能な開発目標(SDGs)の子供たちの健康目標に関する科学的根拠は殆ど存在しない。本研究は、研究代表者らがこれまでにアフリカでの研究展開において開発した研究ツールやこれまでの研究成果を連動させ、妊娠から出生、その後の子供の発育に関しての出生コホートを構築し、環境と子供の成長に関する疫学研究を展開することを目的としている。 コロナ禍の中、ケニア国内での移動制限とフィールド活動の抑制措置から、研究を開始することが不可能であったことから、出生コホートの構築に関しての再稼働とデータ収集を実施した。出生の時点において母子の登録を行い、登録された新生児に関しては、コホートとして追跡し、出生後健診、予防接種を目的に医療施設を訪問した際の予防接種に関する情報、成長に関する記録(身長、体重)、疾病に関する情報を入手した。主たるアウトカムを発育阻害(発育阻害の定義は、世界保健機構(WHO)の乳幼児成長標準デ-タに従い、身長(length/height)が-2SDを下回った状態とする)とし、発育阻害が確認された児と出生日の近い正常な成長を示す子供を対照として選出し、両グループの母親から採血し凍結血清を確保、アフラトキシン測定サンプルとした。また、母子手帳により得られる情報(予防接種や追加栄養投与等)以外の暴露要因情報(世帯の経済状況、Dietary Diversity Scoreによる給餌行動調査、主食食材のアフラトキシン測定等)として追加する作業を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症による影響で調査国での活動制限があり、活動が遅延した。
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今後の研究の推進方策 |
遅延したケニア国内でのフィールドワーク活動を実施する。
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