研究課題
基盤研究(A)
高性能計算機の性能向上のためCPU内の余剰コア数に着目し、システム全体の性能、電力制御、プロファイリングなどの付加機能をユーザレベルで提供できるフレームワークをオープンソフトウェアとして整備し、実際にスーパーコンピュータでアプリケーションを用いて有効性を実証する。高性能計算機の高速化に伴い、システム全体の性能改善、電力制御、付加機能などを高効率化するための研究は重要と考えられる。研究代表者等は余剰コアに着目し、これに主計算を支援する役割を与え、性能および電力効率を向上できる支援機能を提供するフレームワークの開発を目指しており、独自性が認められる。本研究の成果により今後幅広いスーパーコンピュータシステムの潜在能力を引き出すことが期待される。