研究課題
基盤研究(A)
人間社会を豊かにしてきた物質工学の分野において、細胞に匹敵するような望まれる物質・構造を生産し続ける分子システムは、これまでに実現されていない。本研究は、プログラム通りに自動的に活動し、物質生産する人工細胞群「オートマター」の実現を目指すもので、物質科学と生命現象との融合分野を、情報で制御する新たな科学的基盤に挑むものである。応募者らが開発した人工細胞型ロボットの研究を発展させ、分子・電子制御により、プログラム通りに自動的に活動し、物質生産する人工細胞群の実現を目指すオリジナリティの高い研究である。物質科学と生命現象の融合領域を構想しており、従来の研究の枠組みを超えたチャレンジングな研究テーマである。