研究課題
基盤研究(A)
実働する日本国内の大学の全学規模学習アナリティクスシステム基盤に加え、クラウドソーシングの利活用やDTN(Delay Tolerant Networking)の技術を組み合わせることによって、情報通信インフラの整備が十分ではないアフリカ等の開発途上地域に向けた、分散協調型の学習アナリティクスプラットフォームを実現しようとする研究である。地球規模の学習環境のレベル統一を図ろうとする情報科学的アプローチは高く評価できる。個々の要素技術の必要性とその実現可能性は高く、本研究の遂行を通して、開発途上国における学習アナリティクスの要求仕様がまとまり、効率的な学習データ収集の前進が期待される。