研究課題/領域番号 |
20H00641
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
山口 隆司 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (10280447)
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研究分担者 |
幡本 将史 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (20524185)
押木 守 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (90540865)
渡利 高大 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (90800540)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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審査結果の所見の概要 |
本研究は従来の好気性処理に代わり、嫌気的硫黄酸化反応を使って硫化物の除去を行い、電子伝達促進微生物固定化技術を用いて高い生物活性を発揮させることにより、低水温条件でも使用でき、かつ、従来の活性汚泥法に比べて処理水質が同程度でエネルギー消費、汚泥排出、CO2排出を7割削減できる排水処理システムを開発するものである。 独自に発見した嫌気性硫黄酸化反応を基に、その反応メカニズムの解明とシステム化を段階的に実施する計画となっており、基礎科学としての新規性と社会的重要性をうまく結合した研究である。研究内容、実施計画、実施スケジュール、達成目標が明確に示されているだけでなく、実際の浄化センターにおいて評価を実施する点も高く評価できる。
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