研究課題
基盤研究(A)
ウイルスベクターを用いた遺伝子工学や電気的刺激等の技術を用いて、がん部位での交感神経密度と副交感神経密度のバランスを変化させることでがんの進展を抑制する治療法の確立を目指す研究である。自律神経系は難病の病態に深く関わることが知られているが、その詳細なメカニズムは分かっていない。本研究の成果は、自律神経と難病の病態との関連について詳細な解明が期待できる。さらには、これら難病に対する新規治療戦略として、自律神経の制御による臨床応用も期待できる。