研究課題
基盤研究(A)
これまで研究代表者らが多糖・DNA複合体を用いた遺伝子医療研究の検討の中で見出した、多糖・DNA1分子のみからなる複合体(量子化多糖核酸複合体:qSDC)の構造と物性解析、並びにこれを用いた新しい脳内治療プラットフォームの技術確立を目指す研究である。量子化多糖拡散複合体を応用して、脳内の分子標的にデリバリーして発現抑制を行い、認知症等の治療系を確立する重要な課題である。本複合体を用いて脳内デリバリーとその治療が実現できると、その波及効果はきわめて大きい。