近年、平成27年9月関東・東北豪雨、平成28年(2016年)熊本地震、平成29年7月九州北部豪雨、平成30年7月豪雨、平成30年北海道胆振東部地震、令和元年房総半島台風、令和元年東日本台風、令和2年7月豪雨と自然災害が多発している。自然災害に対する防災教育にも課題が見られる。実際に発生した自然災害時の被害状況等を踏まえて、何のために避難するのかを根拠を基にして、子ども自身が考えることが必要であると言える。 本研究は、現在の学校教育における防災教育の現状と課題を明らかにすると共に、上述した防災教育の課題解決のための具体的な手立てに取り組み、国内における自然災害による被害を減らす意義を持つ。
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