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2020 年度 研究成果報告書

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の検出:血液培養における迅速かつ簡便な手法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 20H01049
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3180:医療薬学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

東 友子  金沢大学, 附属病院, 臨床検査技師

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
キーワードメチシリン耐性ブドウ球菌 / 血液培養 / ディスク法 / 質量分析装置
研究成果の概要

血液培養検査は、菌血症の診断のために重要な検査である。血液培養からの分離菌は重症感染症の原因菌とされ、抗菌薬や治療期間の決定に重要な情報となる。近年、質量分析法が普及し血液培養ボトルから迅速かつ簡便に細菌同定を行うことが可能となった。しかし、黄色ブドウ球菌に関して菌名までの報告は可能だが、感受性は不明である。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、多剤耐性を示すことが多く医療関連感染症の原因菌の第1位を占める。通常、MRSAは血液培養陽性後、培地に塗布し半日~1日培地生育後に変法卵黄加マンニット食塩培地EXとクロモアガーMRSAスクリーン培地判定、感受性結果は翌日以降でないと判定出来ない。

自由記述の分野

微生物

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では日常検体のMRSA耐性の確認培地に用いられているクロモアガーMRSAスクリーン培地に血液培養陽性ボトルの血液を直接塗布し、血液培養から検出された黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性を簡便かつ早期に検出することを目的とする。

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公開日: 2023-01-30  

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