研究課題
1.SARC-Fが急性期入院患者でサルコペニアのスクリーニングツールとして妥当か1689例を対象とした原著論文を英文誌に発表した.SARC-F≧4は、入院中の高齢者におけるサルコペニアのスクリーニングツールとして適していることを見出した.2.サルコペニア診断で低骨格筋量評価にはコンピュータ断層撮影(CT)がゴールドスタンダードと知られている.腹部CTを撮影していない人でも,胸部CTの撮影画像から低骨格筋量評価ができるようにするために,364例分析をし胸部骨格筋面積から腹部骨格筋面積の予測式を算出した.そして,原著論文を英文誌に発表した.第12胸椎から第3腰椎へ変換する予測式を見出した.3.高齢リハビリテーション患者315例を対象に,麻痺の有無も考慮した四肢骨格筋量推定式を開発し,研究論文を英文誌に発表した.特別な機器を必要としないため,この推定式は高齢者のサルコペニアの診断に有益であると考えられる.4.SARC-Fは院内転倒を予測するか10453例で分析し原著論文を英文誌に発表した.SARC-F≧2は,有害な臨床転帰である院内転倒を予測することを見出した.
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