• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

倫理的理由の分断と崩壊に関する問題領域を横断した検討による社会的議論の再生

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20H01182
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分01010:哲学および倫理学関連
研究機関南山大学

研究代表者

神崎 宣次  南山大学, 国際教養学部, 教授 (50422910)

研究分担者 眞嶋 俊造  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (50447059)
上村 崇  福山平成大学, 福祉健康学部, 教授 (50712361)
岡本 慎平  広島大学, 人間社会科学研究科(文), 助教 (70821023)
佐藤 靜  大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 准教授 (80758574)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード理由 / 不正義 / 崩壊 / 分断
研究成果の概要

個別の領域での事例の分析について成果が得られており、それらは既に公表されている。そうした成果には、原子力業界における心理的安全性の欠如、人工知能技術におけるAIアライメント、EdTechの社会導入、軍事研究およびデュアルユースの問題、安全保障の推進に関わる問題、環境問題に関連して生じた差別の事例、ポストトゥルースの問題、などである。これらの事例の検討から、尊厳や人権や自由といった上位の価値観、憲法のような上位規範、人間の安全保障のような重要な理念が、社会的な議論においてより明実質的に参照されるべきという一定の結論が得られている。

自由記述の分野

倫理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、主に個別領域での事例の検討にある。研究計画全体としての価値は主に社会的意義にあると考えられる。それは、近年重要となっているELSIやRRI、そして安全保障などを含む社会的議論がどのように進められるべきかについて、上位の規範や価値の参照という一定の方向性が示されたからである。さらに加えて、こうした成果を学会などの社会的存在意義を検討する議論の場で行ってきたことの重要さも指摘できるだろう。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi