研究課題/領域番号 |
20H01196
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
伊藤 貴雄 創価大学, 文学部, 教授 (70440237)
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研究分担者 |
芝崎 厚士 駒澤大学, グローバル・メディア・スタディーズ学部, 教授 (10345069)
川口 雄一 創価大学, 文学部, 非常勤講師 (10756307)
福谷 茂 創価大学, 文学研究科, 教授 (30144306)
松井 慎一郎 跡見学園女子大学, 文学部, 教授 (50795101)
加藤 泰史 椙山女学園大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90183780)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 新カント派 / 社会科学 / 受容史 / 国際文化交渉 / 近代日本 / 価値哲学 |
研究実績の概要 |
4年度に当たる2023年度は、「総括として国内シンポジウムと国際ワークショップで成果報告」を目標に掲げ、研究会、学術雑誌への寄稿、資料調査を中心に研究活動を行った。 2023年6月2日、「第9回研究会」を開催し、以下の発表があった。久野譲太郎「恒藤法理学における「新カント派」受容の理路―「法の理念」をめぐって―」(ゲスト発表)。2024年2月18日、「第10回研究会」を開催し、以下の発表があった。渡辺かよ子「1930年代の教養論と新カント学派」(ゲスト発表)。 国内シンポジウムの代わりに、『東洋学術研究』(第62巻第1号、2023年5月)誌上で連載「近代日本における価値哲学者の群像」を締め括る特集を行った。執筆者は以下の通りである。①伊藤貴雄「序・新カント派の価値哲学とその受容史(五)」、②位田将司「横光利一における「唯心論」と「唯物論」――「機械」をめぐって」、③大木康充「大正期における文化論争と土田杏村のプロレットカルト論」、④鈴木亮三「土田杏村と『象徴の哲学』――西田幾多郎との関係をめぐって」、⑤芝崎厚士「近代日本における新カント派受容史研究の対象と方法 国際/グローバル文化交流論からの考察と展望(下)」。 2023年12月11~12日、マインツ大学カント研究所主催の国際ワークショップ「新カント派をめぐる日独の対話」に対面参加し、以下の発表を行った。①伊藤貴雄「Die Rezeption der neukantianischen Wertphilosophie im modernen Japan」、②芝崎厚士「Encounter of the Unknown: The Process of Acceptance of Philosophies Between two Nations」。 また、東北大学附属図書館、ハイデルベルク大学図書館、同大学アーカイヴ等で資料調査を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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